​風と雲と光のマリア

聖書には❝面白いはなし”がいっぱい詰まっています。科学的に検証できないことはそのままにして、ストーリーを楽しむという読み方もあると思います。

作者が想像力をたくましくして、鮮やかに浮かび上がってくる情景を描いた銅版画・木版画・スケッチなどをご紹介します。

​❝落穂”の意味は「畑から穀物を刈り取る時は、その畑の隅まで刈り尽くしてはならない。収穫後の落ち穂を拾い集めてはならない。貧しい者や寄留者のために残しておきなさい」(レビ記23・22）から採っています。

この画集に載せた絵が落ち穂となることを願って。