2020.12.3
紆余曲折とはこのことか。
パソコンでYouTubeから音楽をダウンロードする方法をを取り込みたくて何度かトライしたのだが、ダメだった。
ウィルスに感染したとのメッセージが鋭い警告音と共にデスクトップ画面に現れ、ドキリとする。
すぐさま対処しないとパソコンが壊れてしまうので、指定するアプリをインストールせよとのダイアローグが出て、それに従って進むと有料アプリのインストールを勧められる。
それに乗ってしまうと本当にウイルスに感染する危険があることが判って、途中で打ち切るのだが、その後も突発的に警告がでることがある。
それでもあきらめきれず、やっと一つだけ安全なソフトを見つけた。
いまのところ警告は出ない。
ほっとした。
ずいぶん気持ちが楽になった。
これからはいつでも、思う存分音楽をダウンロードできる。
(基本的にこれは違法なことは承知しています)
ある程度ダウンロードしたらお終いにしよう。
ミニコンポでそれらのメモリーを使って音楽を聴く。
と、そこまでは何とかやり終えた。
それから数か月が経過した。
録音した音楽をたっぷり聴いた?
それが、No なのだ。
あんなに苦労したのに、なぜそうなったのか。
今まで聴き慣れた音楽が違ったものに聞こえた。
高音域が抑えられ、くぐもった音だ。
それは聴力の衰えによるものだった。
わたしはその事実を素直に受け入れざるを得なかった。
ああ、こんな風にして好きなことも一つひとつ手離していかざるを得なくなるのかな。
そんな思いを噛みしめた。
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