2020.10.3
誰にでもあることだが、そのつもりは無くとも他人（ひと）の心を傷つけてしまうことがある。
使徒信条にあるように
「聖母マリア すべての天使と聖人そして兄弟の皆さん、私は思い、言葉、行い、怠りによって罪を犯しました･･･」
生きるための全ての「行動」が罪を産む元となっている。
生きることは他人を傷つけること言っても言い過ぎではないかもしれない。
思い出してみると、私はこれまで人の心を傷つけてしまったことが幾度もある。
悔やんでも悔やみきれなかったのは、誰よりも大事にしなければならないAさんの心を深く傷つけてしまったこと。
私は、自分の浅はかさを長い間悔いていた。
Aさんもまた長い苦しい時を過ごしていたと思う。
しかし二人が歩み寄るチャンスが訪れた。
それは私があるきっかけを掴んだ時に出した提案だった。
Aさんは私の提案を受け入れてくれた。
長い時の経過があったとは言え、努力が報われたことを神に深く感謝している。